実績
当センターでのリハビリ症例について詳細な情報を掲載しています。発症からの期間、後遺症の程度を問わず、多くの方がご自身の改善目標を達成されています。
【動画あり】60歳代/女性/右片麻痺 リハビリによる改善事例のご紹介
右手で卵を混ぜられるようになり、卵焼きが作れるようになった。
改善内容
達成した目標
右手で卵を混ぜられるようになり、卵焼きが作れるようになった。
レビュー
基礎情報
- ご病名
- くも膜下出血(右片麻痺)
- 具体的な症状
- 右手で混ぜようとするが、小さく動かしてしまい混ぜることが出来ない。途中で手も疲れ混ぜるのが嫌になってしまう。
- 年代・性別
- 60歳代・女性
- 発症からの期間
- 約2年
- リハビリ期間
- 60日リハビリプログラム16回(週2回、1回90分)
- リハビリ目標
- ①頑張らずに右手で卵や納豆を混ぜることが出来る ②新しいペットボトルを開けることが出来る ③歩行時の右足の引きずりの軽減、右足の支えの向上
- 利用メニュー
- 60日リハビリプログラム
- 利用回数
- 16回
当センターご利用までの経緯
- 退院後は、ジムを週1回1時間ほど利用し、運動は習慣化出来ている。
- しかし、右手の動きにくさ(思うように動かない、力が弱い)、歩行時の右足の引きずりが気になるため、リハビリを探す。
- BOTの体験を受けた知人から紹介され、来院される。
初回体験時の状況
- 右手の麻痺は軽度であり動かすことは出来るが、動きにくさと力の弱さの訴えがあり。実際に動かして頂くと必要以上に力が入ってしまい、課題に応じた力で行うことができない印象。
- 右足の麻痺は軽度であり、独歩は可能ではあったが「病人のような歩き方だから、外に出かけるのが嫌」と歩くことに自信を持てずにおられた。
- 歩行は、右足のひきずりが時にあり、支えは右膝が曲がってしまい弱い印象。
リハビリ内容
- 姿勢の非対称の影響も右手足の動かしにくさを助長していたため、まずは姿勢の非対称を軽減することから介入。
- 右手は頑張って努力的に使ってしまう傾向があったため、課題に合った力で動けるように介入。
- 右手は感覚を手がかりに動けるように、実際に硬さの違うものを混ぜる練習を実施。
改善内容
- 頑張り過ぎずに混ぜることが可能となった。右手で眉毛をかいたり、ビューラーができるようになった。
- おわんのふちや物の抵抗感を手がかりに混ぜられるようになってきた。
- 卵焼きを作ることが習慣化され、旦那様からは「美味しい」と喜んで頂けた。
- 歩行は、本人の中では気にならなくなり、動画をみても「麻痺をしているようには見えなくなってきた」と喜んで頂けた
- リハビリ途中から、歩き方が改善されたことで、また友人と会う気持ちになられ、外食も何度も行かれるようになった
これからも楽しみがたくさん増えることを応援しております。