実績
当センターでのリハビリ症例について詳細な情報を掲載しています。発症からの期間、後遺症の程度を問わず、多くの方がご自身の改善目標を達成されています。
ストレートネック 頸部痛・頭痛・吐き気 首の症状がよくなり、パソコン操作が楽になった。
この記事の監修者
保本 夢土
理学療法士
ストレートネック 頸部痛・頭痛・吐き気 首の症状がよくなり、パソコン操作が楽になった
改善内容
達成した目標
首の症状がよくなり、パソコン操作が楽になった。
レビュー
基礎情報
- ご病名
- ストレートネック
- 具体的な症状
- 頸部痛・頭痛・吐き気
- 年代・性別
- 40歳代・男性
- リハビリ期間
- 30日プログラム全10回の治療成果
- リハビリ目標
- ①首の症状が軽減する。 ②パソコン操作が楽になる。
- 利用メニュー
- 30日リハビリプログラム
- 利用回数
- 10回
当センターご利用までの経緯
- 以前より、首の症状(頸部痛・頭痛・吐き気など)に悩まされ、仕事にも支障が出ていた。
- いろんな治療(針やマッサージなど)を試したがよくならなかった。
- たまたまBOTを知り、脳梗塞専門と書いてあったが首の症状も対応可能か相談したくて電話した。
初回体験時の状況
- 首周囲と肩甲骨周りの筋肉が硬くなっており、呼吸が浅く疲れやすい印象だった。
- 胸椎が屈曲しており、それが頸椎のアライメント不良を起こしていた。
- お腹周りやお尻周りの筋肉の働きも低下していた。
- 股関節も硬く、骨盤を起こすことが難しかった。
リハビリ内容
- お腹周りやお尻周りの筋肉の働きを増やした。
- 股関節と胸椎の可動性を増やし、頸椎に負担の少ない姿勢を目指した。
- 肩甲骨周りの筋肉の可動性も増やしていった。
改善内容
- お腹周りとお尻周りの筋肉の働きが増えた。
- 股関節と胸椎の可動性が増えて、姿勢がよくなったことで頸椎の負担が減った。
- 肩甲骨周りと首回りの筋肉の硬さが取れた。
- 頸部痛や頭痛・吐き気が減り、仕事に必要なパソコン操作が楽にできるようになった。
担当セラピストのコメント
この記事の監修者
保本 夢土
理学療法士
経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。
症例は、胸郭と股関節の硬さ・お腹周りとお尻周りの筋肉の働きの低下が同時にみられていました。その結果体が丸くなりやすく、肩甲骨と上腕骨のアライメント不良を起こし、肩の痛みやしびれの原因となっていました。そのため、潜在能力として肩や手を動かす能力を持っているにも関わらずそれを発揮できていない状態でした。右手や肩の動きを改善させるためにも、全身を姿勢コントロールの観点から見ていくことの重要性を改めて学ぶことができました。