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お客様インタビュー

脳梗塞リハビリBOT静岡をご利用いただいているお客様にインタビューを行いました。
発症の経緯や現在のリハビリの状況について、お客様の生の声を掲載しています。

S・T様 70代女性 脳梗塞 呂律が回らない、しびれ

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

70代女性 脳梗塞 呂律が回らない、しびれ

具体的な症状 呂律が回らない、しびれ
治療の成果
  • まったく動かず、生活で使えなかった左手が少しずつ動きを取り戻してきた
  • 自分で爪が切れるようになった
  • 両手で水をすくって顔を洗えるようになった
  • 歩くのも杖がなくてもいいかな、と感じるくらい自信がついた
発症からの期間 1年

発症前の生活はどんな生活でしたか?

本人:
友達と食事や旅行に行くのが楽しみでしたね。よく自分で車を運転して出かけていました。

 

発症時の様子は?

夫:
正月、初詣に行った途中に妻が「気持ち悪い」と言いだしたんです。最初は様子を見ていたのですが、徐々に呂律が回らなくなって、しびれも徐々に出てきたので、すぐに病院を受診しました。そこで脳梗塞だと診断されたんだよね。そのまま1か月入院して、その後回復期病院に4か月入院し、リハビリを行いました。

 

脳梗塞リハビリBOT静岡に至るまでの経緯

本人:
最初は車椅子でしたが、何とか歩けるようにはなりました。理学療法士の先生が足をやってくれて、作業療法士の先生は手のことをしてくれたと思います。退院になって自宅の生活に戻ってから、改めて手が動かなくて、手の都合の悪さを実感しました。歩くのも杖が必要で、足が引っかかりそうで怖くて、外出することもほとんどできていませんでした。だけど外来では回数の制限があって、リハビリをたくさん行うことがなかなかできなかったし、いつの間にか期限が来てリハビリを中止せざるを得ませんでした。もう手が動くようになるなんてあきらめていました。

 

脳梗塞リハビリBOT静岡でのリハビリはどのように感じましたか?

本人:
正直手が動くようになるなんてあきらめていました。でも変われるんだなって本当に感じました。まったく動かなくて、生活で使えなかった左手が少しずつ動きを取り戻してきたんです。

セラピスト:
リハビリを始めたころの左手は、指が少し動く程度で、肘は曲がったまま自分で伸ばすことはほとんどできなかったですよね。

本人:
最初はすごく腕が重たくて、ほとんど挙がらなかったです。すぐ指先も固くなってしまって。今は爪も切れるようになって、両手で水をすくって顔を洗えるようになりました。料理も麻痺している左手で(食材を)持ちやすくなって、すごくやりやすくなりました。最近は頭を洗う時にも左手が落ちにくくなりました。歩くのも杖がなくてもいいかなってくらい自信がついたと思います。リハビリだけでなくて、(60日プログラム中に)勧めて頂いた杖もすごくよかったです。買い物もよく行くようになりました。私に合わせたオリジナルの自主トレのメニューも提案してくれたのもうれしかったです。

夫:
麻痺だけじゃなくて、肩こりだとか色々な症状を細かく聞いてくれて、その都度身体を調べて説明してくれるから、私も成果を実感しやすかった。家でも(症状に合わせて)どの自主トレが必要なのか教えて頂いて、実践できています。だから家に帰っても成果を実感できていますね。妻の症状を改善させるために、色々な所から情報を集めて調べてくれて、それを毎回提供してくれる。その姿勢がとても嬉しかったね。

同じような症状でお悩みの方にアドバイスなどをお願いします。

本人:
ここでリハビリを受けることができて本当によかった、ありがとうございます。麻痺という現実は受け入れられないところがあって、いつも目をそむけたくなります。そういうことを考えちゃいけないなと思いながらもついつい考えてしまいます。でも今は一緒に向き合ってくれる先生がいて、みんなのお陰で頑張ろうと思えています。いつでも相談できる『かかりつけのリハビリの先生』がいるから、諦めず今後も続けていきたいと思います。

※インタビューの内容は個人の感想です。

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。

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