お客様インタビュー
脳梗塞リハビリBOT静岡をご利用いただいているお客様にインタビューを行いました。
発症の経緯や現在のリハビリの状況について、お客様の生の声を掲載しています。
40代男性 脳梗塞 左片麻痺 杖を使って外出できるようになってきた
この記事の監修者
保本 夢土
理学療法士
40代男性 脳梗塞 左片麻痺 後遺症により左腕が上がりにくく、痛みがでる(服を脱ぐのが大変)・左首に痛みや張りがある・手足が痺れる・装具がないと左膝が折れてしまう
職業 | 会社員 |
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具体的な症状 | 脳梗塞 左片麻痺 左腕が上がりにくく、痛みがでる(服を脱ぐのが大変)・左首に痛みや張りがある・手足が痺れる・装具がないと左膝が折れてしまう |
お客様の希望 |
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治療の成果 |
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発症からの期間 | 9か月 |
ご利用プラン | 60日リハビリプログラム ※インタビュー時点で8回目 |
脳梗塞を発症した経緯を教えてください。
脳梗塞を発症する2.3日前から少し頭痛があったが、普段からよくなるためいつもと同じかと思い、いつもの薬を飲めば治ると思っていた。次の日の朝、急に起きれなくなってしまい救急車を呼びました。この時点で手足はもう動かなくなり、救急隊員がおぶって運んでくれたみたいだけど、記憶がありません。何もかもが急で、すごくショックだった。入院2日目にリハビリが始まったので、こんなに重症だとは思っていなかった。その後にMRIで脳の1/6が真っ白になっていると説明され、とてもショックでした。この時は後遺症でまったく歩けなかったです。
回復期病院内でのリハビリはいかがでしたか?
脳梗塞発症から2週間後に回復期病院へ転院しました。2か月半リハビリを受けました。リハビリは歩いたり、電気を当てたり、動作の練習などを頑張りました。自分でも歩けるようになるために自主トレーニングをたくさんやりましたね。そのかいもあって、入院時はまったく歩けなかったけど、退院時は杖と装具で歩けるようになりました。先生には脳がほとんど真っ白なのにここまで良くなるなんて奇跡と言われたよ。たくさん自主練習も頑張ったからね。
施設入所されてからどんな困りごとがありましたか?
病院で移動は練習していたから移動は問題なかったけど、上手に服が着れなかったり、靴下がはけませんでした。一度左手でカップ麺を持とうとしたら落としてしまって、また落とすのが恐くてそこから使っていなかったです。退院してから介護保険を使って週に1回、デイサービスとマッサージをしていましたが、これだけでは物足りないと思っていました。もっとリハビリがしたいと思っていました。また、脳梗塞リハビリBOT静岡にくる2週間くらい前から左腕と左の太ももから膝が麻酔にかかっているみたいにビリビリしびれが出てきました。それと同時ぐらいに首の張りや痛みも強くなって顔の左半分が感じ、首も絞めつけられている感じが出てきました。
奥様:「外を歩くときは転ぶと怖いので腕を持って歩くのですが、装具をつけた方がいいのか、外していいのか分からなかった。本人が外しても大丈夫だというが介助しているこちらとしては膝が折れるから怖かったです」
脳梗塞リハビリBOT静岡のリハビリはいかがですか?
病院で受けたような動きの練習をするのがリハビリだと思っていたけど、体をほぐしてくれたり、硬いところや弱いところを教えてくれるから自分の体が動きにくい原因が分かりました。足やお尻の硬さや弱さが腕が挙がることに関係しているとは思わなかったですね。一度転んで左肩を脱臼したこともあって、まだ腕は完全には挙がらないけど、肩の痛みはなくなって楽に挙げられるようになってきました。
奥様:「本人がやりたいといって家族で相談して脳梗塞リハビリBOT静岡に来ることになりましたが、本人の気持ちに沿ってリハビリをやってくれるからそれがすごくうれしいです。病院に行くのは嫌がるけど、脳梗塞リハビリBOT静岡に来るのは楽しいと言っています」
BOTでの治療が半分を経過しましたが現時点での変化はいかがですか?
カップ麺を落としてから、また落とすのが恐いから左手を使わないようにしてたけど、最近は左手でコップをもったり、冷蔵庫のものを机に運んだりできるようになったので、わざと左手を使う様にしています。まだ、重たいものを持つのは恐いけど握力が上がってきてペットボトルも持てるようになった、飲むこともできるよ。爪も左手で切れるようになったし、肩をグルグル動かせるようになった。この間、ドライヤーをかけるときに左手で髪を乾かせた、うれしかったよ。左腕と足のしびれもなくなって、装具をつけずに歩いているときでも膝が折れなくなった、家の中では杖使わなくても歩けるようになったね。また、寝ているときに今までは左の太もものつけねが痛くて足が伸ばせなかったけど、痛みもなくなって伸ばせるようになりました。それもあってか、よく眠れるようになって右にも寝返りがうてるようになりましたね。左に寝返るのは左肩が痛くなりそうでまだできないですね。
奥さん:「今までは装具がないときだと、左膝が折れて転ばないか不安でしたが、最近は階段や屋外の歩行も安心して付き添えます。スーパーも車いすではなく杖で行けるようになりました。
今後の目標を教えて下さい。
もっと手を高く挙げられるようになりたいし、服を脱ぐのがまだ大変なのでそこを楽にできるようになりたいですね。首の張りも減らしたいし左側へも寝返りがうてるようになりたいです。また、朝起きたばかりは左脚が不安定でまだ怖いからここも良くしたいですね。一度パチンコにいったら球を目で追えなかった、目の見えにくさもあるからできるようになるかはわからないけどパチンコに行けるようになりたいね。
脳梗塞の後遺症改善をご希望の方へ
脳梗塞リハビリBOT静岡では脳梗塞の後遺症改善のためのさまざまなメニューを用意しております。90分体験プログラムでその効果を感じて頂くのが最もおすすめの方法ですが、まずは一度相談を、という方には「専門家への電話相談」というサービスをご用意しております。以下フォームから必要事項をご入力頂くと、脳梗塞リハビリBOT専属の理学療法士から折り返しご電話をさせていただいております。ぜひお気軽にご利用下さい。
※インタビューの内容は個人の感想です。
この記事の監修者
保本 夢土
理学療法士
経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。