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お知らせ

脳梗塞リハビリBOT静岡のお知らせを随時更新していきます。

2019.10.10 脳梗塞のリハビリ

脳梗塞後遺症 片麻痺と肩の痛みの原因とリハビリによる緩和について

脳梗塞後遺症による片麻痺を発症し、肩の痛みを長く患っている方は多いと思います。今回は片麻痺と肩の痛みの原因について、最近のリハビリ経験も踏まえながらお伝えしようと思います。片麻痺を発症された方は、多くの場合、姿勢をコントロールすることが難しくなるとお伝えしてきました。具体的には、手足の動きに合わせて姿勢を準備したり、調整し続けることが難しくなります。では、手を挙げる際にはどのような準備・調整が必要でしょうか?

脳梗塞の後遺症による肩の痛みの原因について

手を動かす際には、肩の関節だけではなく、肩甲骨や鎖骨・胸骨・肋骨などの多くの関節が関連して動きます。姿勢に問題を抱えていると、これらが上手く働くことができません。特に、肩甲骨を背骨に寄せるような力が働きにくいと、肩の関節面が下を向きやすく、亜脱臼につながりやすいです。肩を動かす際に、肩甲骨はいったん背骨に寄るような調整をしています。この調整がされないまま動かすと、肩の関節が上手く動けないため、痛みにつながりやすい原因と考えられます。多くの片麻痺の方がこの問題を原因として抱えているように感じます。

脳梗塞の後遺症による肩の痛みの緩和について

また、当施設には片麻痺になられてから1年以上経過した方が多いです。歩くと手の緊張が勝手に高まってしまう方(これを連合反応といいます。)も多くみられます。このような状況が長く続くと、肩周囲の筋肉のバランスが崩れ、関節面がずれた状態になってしまいます。このような状況も肩の痛みの原因と考えられます。手の麻痺や感覚障害が重い方は、指先から運動を開始することが難しく、肩から運動をスタートする方が多いです。上記のような状況が生じていると、ますます肩の痛みを助長してしまいます。当施設のリハビリでは、肩の痛みに関連する姿勢の問題、肩周囲筋の問題を分析しながら原因を探っていきます。手の動きや感覚を取り戻しながら指先から運動をスタートすること、適切なタイミングで準備される姿勢をつくることが、正しい肩の動きを取り戻し、肩の痛みの緩和に繋げていく流れが重要だと考えています。

快適介護生活

脳梗塞の後遺症による肩の痛みの改善事例(動画あり)

片麻痺と肩の痛みの原因とリハビリによる緩和

【治療前のお客様の状態】
・左片麻痺に伴う肩の痛みが強く、左手を上げることが難しかった。
・服(上衣)の着脱、洗体動作といった手を上げて使用する生活動作がうまく行えていなかった。
・左手で握る力も弱弱しい状態であった。

【改善内容】
・左肩の痛みが軽減された。
・服(上衣)の着脱、洗体動作が左手も使用して可能となる。

動画を交えた詳しい事例内容についてはこちらをご覧ください。
【動画あり】60代男性/脳梗塞/左片麻痺/リハビリによる改善事例のご紹介

脳梗塞の後遺症による肩の痛みの改善をご希望の方へ

脳梗塞リハビリBOT静岡では脳梗塞の後遺症による肩の痛みの原因解明と改善のためのさまざまなメニューを用意しております。90分体験プログラムでその効果を感じて頂くのが最もおすすめの方法ですが、まずは一度相談を、という方には「専門家への電話相談」というサービスをご用意しております。以下フォームから必要事項をご入力頂くと、脳梗塞リハビリBOT専属の理学療法士から折り返しご電話をさせていただいております。ぜひお気軽にご利用下さい。

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加藤 隆三

ライター

加藤 隆三

理学療法士

2012年に常葉学園静岡リハビリテーション専門学校を卒業し、理学療法士免許を取得。資格取得後は整形外科やスポーツ現場、介護サービスにて様々な分野のリハビリテーションに携わる。介護現場ではお客様の生きがいや生活の質を高めることをコンセプトとした生活リハビリの業務に従事する。2018年から脳梗塞リハビリBOT静岡の所長に着任、脳梗塞の後遺症に悩まれている方のリハビリやご家族の支援も行う。また地域リハビリテーションにも力を入れており、介護予防教室を50回以上開催し、自立支援型ケア会議に参加している。その他、福祉用具専門相談員に対する講演や大学教授との共同研究等を行っている。地域の皆さんがいつまでも生きがいを持って生活できるよう、最善のリハビリを提供することを心がけている。

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