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2019.04.23 脳梗塞のリハビリ

脳のリハビリ 運動を学習するとはどういうことか?

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

こんにちは。脳梗塞リハビリBOT静岡、理学療法士の金原です。私の方では、「運動学習」をテーマに、コラムを載せていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

我々理学療法士の世界では 脳のリハビリ=運動の(再)学習である とよく言われます。第1回のテーマとして、「運動を学習する」ということはどういうことなのか?ということを、まずは考えてみたいと思います。

運動とは、生物学の分野では生物体の能動的な動き、個体内の部分的な運動、個体全体の空間的移動、などと定義されています。学習は、経験を通じて行動に持続的な変化が生じる、ないし行動パターンが変化する現象と定義されています。つまり運動学習とは、経験を通じて生物体(人間)の能動的な動きに持続的な変化が生じること、と言えます。

能動的な動きを経験することが運動学習には必要である、と言えますね。よく行われている、リハビリと称し、ベッドに寝させてひたすらマッサージだけを行うようなことだけでは、運動学習はできません。

我々脳梗塞リハビリBOT静岡では、ひとりひとりのニードや目標に合わせ、それを達成するために必要な手足の運動や姿勢の改善点を分析し、オーダーメイドでリハビリを行っています。それにより、お客様がモチベーションを高く持ち、能動的に運動学習できることをサポ―トしております。

文責 理学療法士 金原賢児

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。

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