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お知らせ

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2019.09.04 脳梗塞の後遺症

脳梗塞後遺症にともなう「手足のつっぱり(痙縮)」

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

脳梗塞を発症した後に、後遺症として「手足のつっぱり」を訴える方は少なくありません。「手足がつっぱる」のほかにも、「手足がこわばる」、「手足が固くなる」「手足がうまく動かせない」といった表現をされる場合もあります。なぜ脳梗塞を発症すると手足がつっぱる等の後遺症が発生するのでしょうか?

手のつっぱり(痙縮)

「手足のつっぱり」とは?

「手足のつっぱり」を痙縮(けいしゅく)といいます。痙縮とは筋肉が緊張しすぎて、手足が動きにくくなったり、勝手に動いてしまう状態をいいます。手指が握ったまま開きにくい、肘が曲がる、足先が足裏に曲がってしまうなどの症状がみられます。痙縮が長く続くと、筋肉の過度な緊張によって、関節が固まり、日常生活に支障が生じます。

脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)のメカニズム

私たちの筋肉はさまざまな脳から脊髄に至るさまざまな経路を通して調整されています。脳梗塞になると脳から筋肉を制御することが難しくなります。すると、脊髄レベルでの制御が過剰となってきます。さらに、片麻痺となった筋肉は自分の意思で制御することが難しいため、手足のつっぱり(痙縮)の状況を助長しやすいことが多いです。

腱反射

脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)の評価

手足のつっぱり(痙縮)の評価には腱反射を用いることが一般的です。腱反射とは、筋が緩んだ状態で、腱を叩くと、筋が収縮する反射(伸張反射)をいいます。 ヒトにみられる生理的な反射の1つです。手足のつっぱり(痙縮)では伸張反射が過剰に高まっており、通常よりも強い筋肉の収縮する反応がみられます。この伸張反射がさらに制御しにくくなると、クローヌスとよばれる症状がみられることもあります。クローヌスとは、先ほどの伸張反射が常に出続けている状態です。いすに座っている方の足が、急に痙攣したように動き出すような様子が時折みかけます。

 

脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)の治療方法について

手足のつっぱり(痙縮)が進んで、筋肉が萎縮し固まってしまうと、一般的にはボトックス療法(ボツリヌス治療)といった方法で、痙縮を抑えることが多いです。しかし、筋肉を調整する能力を取り戻せないと、生活の中でまた痙縮が現れてしまいます。痙縮をうまく制御するためには、リハビリテーションを併用していく必要があります。

ボトックス療法(ボツリヌス治療)後に起こった手足のつっぱり(痙縮)の改善事例

脳梗塞リハビリBOT静岡において60日リハビリプログラムを実施されたお客様で、ボツリヌス療法(ボトックス注射)後に固くなった左手が、脳梗塞リハビリBOTでのマンツーマンリハビリにより、上がりやすくなった事例を動画を交えて紹介させて頂いております。ぜひ一度ご覧ください。

ボツリヌス療法後のリハビリによる改善例

【動画あり】50代男性/ 脳出血/左片麻痺 リハビリによる改善事例のご紹介

脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)の改善をご希望の方へ

脳梗塞リハビリBOT静岡では脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)の改善のためのさまざまなメニューを用意しております。90分体験プログラムでその効果を感じて頂くのが最もおすすめの方法ですが、まずは一度相談を、という方には「専門家への電話相談」というサービスをご用意しております。以下フォームから必要事項をご入力頂くと、脳梗塞リハビリBOT専属の理学療法士から折り返しご電話をさせていただいております。ぜひお気軽にご利用下さい。

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保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。

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