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2018.07.25 脳梗塞のリハビリ

脳卒中と姿勢‐片麻痺の改善に必要なこと 2

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

運動は「姿勢をコントロールしているシステム」と「意識して手足を動かすシステム」の2つのシステムによって成り立っています。そしてこの2つは密接に関係しあっています。手足を動かすときには、必ずその背景に「姿勢をコントロールするシステム」が機能しています。つまり、手足が動かしにくくなった状態(片麻痺)に対して、ただただ動かす練習をしても改善に至らないケースが多いと考えられています。例えば、右の手足が麻痺した場合、姿勢の問題は左の体幹にでると言われています。脳卒中による片麻痺は、片側の手足が骨折してしまった状態とは違います。そこには手足の麻痺と反対側の体幹に問題を生じるケースが多いです。

では、どのような姿勢を身につければいいのでしょうか?それは1人ひとりの動作によって背景となる姿勢が違うため、実はリハビリの内容も違ってきます。
脳梗塞リハビリBOT静岡では、お客様の希望に合わせて、具体的な目標を設定し、その目標の背景となる姿勢を分析しオーダーメイドでリハビリを行っております。1人ひとりの目標が確実に達成できるようにご協力できればと思います。

前回記事については


脳卒中と姿勢 片麻痺の改善に必要なこと

をご覧ください。


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文責 理学療法士 中市一雄

保本 夢土

この記事の監修者

保本 夢土

理学療法士

経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学び、脳卒中患者様を専門に携わりたいという思いから、2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。運動麻痺の改善に最善を尽くすこと、お客様の身体および精神的な悩みを共有し、少しでも表情が明るくなるよう心がけています。

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